「飛騨マム」生産地へ行ってきました!

こんにちは。広報のウエスギです。

FUGAでは今週より『飛騨マムフェア』を開催しております。

飛騨マムとは飛騨高山で生産されている大輪で色鮮やかな色彩のマムです。

その大輪の花、鮮やかな色、丈夫な花もち、その価値はブランドとなり、いまや菊=仏花というイメージを払拭しつつあります。

 

そんな確固たる地位を築きつつある「飛騨マム」ですが、どのような人たちが、どういった場所で、どのように生産されているのか、を観に行こうと思い、岐阜は飛騨高山へ行ってきました。

実は僕、今回初めて岐阜の地に伺ったのですが、名古屋で新幹線から乗り換え、ワイドビューひだ号で高山駅まで向かう道中の景色の良さにまず感動しました。

岐阜から飛水峡など国定公園に指定されている景色が続き、車内でもアナウンスされワイドビューと言われるだけある大きな窓が本領を発揮しておりました。

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そんな絶景を楽しんだ後に到着した高山駅は先日10月2日に新設されたばかりの駅で、道中の大自然とは打って変わってとてもモダンでかっこいい駅でした。建築家は東京大学名誉教授の内藤廣さん。

外国の方が多く利用されており観光地としての人気を感じました。

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また、「小京都」と呼ばれている古い街並みも高山の魅力の一つです。

城下町の中心、商人町として発展した高山の街は昔ながらの街並みが残されており、町家の大戸や、老舗の暖簾が軒をつらねています。

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東京都と同じ面積を誇る高山市では農業も盛んで、米や野菜、畜産物、果物などは、昼夜の大きな気温差、冷涼な気候、豊富でおいしい水など、飛騨特有の自然の恵みを受けて育てられています。

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そんな恵まれた自然環境と先人たちによって培われた歴史の深い飛騨高山で栽培されているのが今回FUGAでオススメしている「飛騨マム」です。

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飛騨マムを栽培されている生産者さんは全員で4名いらっしゃいます。

少数精鋭の中、今回はその内の3名の方にお会いしてお話しを伺いました。

 

実は元々、飛騨マムの元となる洋マムは愛知県で栽培されていました。

そこの生産者さんが、高冷地の環境も良い高山で菊が作れないかということで今から8年、9年前に今の生産者の一人が窓口となってその苗を受けとり、他の3名に呼びかけ今の陣営となったそうです。

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いざ栽培をスタートさせてみると飛騨の高冷地という環境は大輪のマムにとって抜群によく、標高400m~700mほどある高冷地の気温の低さで色も鮮やかに発色し、毎年大きな花を咲かせていきました。

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そして、その大輪の花を咲かせる栽培方法にも特徴があります。

飛騨のマムは総じて『ディスパッドマム』とも呼ばれています。

ディスバッドとは脇目をつんで一つの花にしっかり栄養分がいくよう仕立てる栽培方法で、マムでいうとスプレー状に咲いた脇芽の花を早い段階から摘み取っていき、栄養分を一輪に絞っていきます。これが飛騨マムの花が大輪に咲く理由の一つです。

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そしてもう一つ。飛騨のマムには収穫の方法にもこだわりがあります。

通常、菊は早いものでつぼみ〜8部咲きの状態で収穫するそうなのですが、飛騨のマムは開花してそこから約1ヶ月〜1ヶ月半ほどしっかり咲かせてから収穫します。

そうする事で通常の菊よりも花の鮮やかになり、より大輪の花で出荷ができるそうです。

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ただ、その1ヶ月間、花を維持するのがまあ大変だそうで、せっかく咲いた花に虫や菌がつくと売り物になりません。現に開花後は虫や菌がとてもつきやすいそうです。

ハイリスクな方法ですがそれだけ綺麗な花を出荷したいという生産者さんの熱意とこだわりが感じられました。

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4名それぞれが日々、各々切磋琢磨し研究されている飛騨マム。

まだ栽培が始まって10年にも満たないと伺いました。

これからどんどん新しい品種も増え、ブランド力も高まり、飛騨の名産を底上げする勢いを感じました。

ダリアに負けない存在感を醸し出し「一本で絵になる菊」と言われるほど美しい菊として飛騨の菊で新しい菊の魅力を感じてみてください。

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