1月15日〜17日、お店をCLOSEして写真全員で初の海外研修に行ってきました。
沖縄と同位置くらいにある台湾は、実はランやアンスリウムの主要生産地。
私たちが毎日使用しているこのお花たちが、どのように作られ、出荷されているのか、実際の目で見て環境を知るべく思い切って社員全員総勢25名で、一路台湾に向かいました。
〔1日目〕
羽田〜台湾間を3.5時間かけて、台北市に到着。この日は台湾観光。
有名な九份というノスタルジックな雰囲気の街で屋台やお茶を楽しみました。
台北では次々と出てくる台湾の大皿料理に驚きながら、お腹いっぱいになり、明日に備えました。
〔2日目〕
いよいよ今回の旅のメインイベント、産地見学です。
7時半に台北を出発。生産地は台北よりも暖かい台湾中部地方にあります。
バスで3.5時間程かけてまずはオンシジューム’’ハニーエンジェル’’ の農園に到着。
日本での輸入会社である翠光園芸さん、台湾からの輸出会社である商栄さん、そして生産者の方々に盛大に迎えて頂きました。
オンシジュームの苗から花が出るまでは3年
1つの株の寿命はおよそ2〜3年。商栄さんの徹底した管理と花への愛情により、驚くほど綺麗に整えられた農園。
「汚いところから綺麗なものは生まれない」これは商栄さんのおっしゃっていた言葉ですが、実はFUGAでも同じ理念を持っています。
職種は違えど根本はどの仕事においても共通なのだと感じました。
そしてアンスリウムの見学へ。
アンスリウムは非常に病気にかかりやすい植物です。農園では病気が広まらないよう圃場整備だけでなく、土壌改良やプランターを使用するなどの工夫がなされていました。
ウィルス対策のため産地見学はあまり受けていないようなのですが今回特別に見学させて頂きました。
日本に到着するまで厳しい管理の中、大切に育て上げた花をいかに安全に傷つけず出荷できるか。
これは生産者さんにとっても、受け取る私たちにとっても最大の課題です。
今後互いに意見を交換し、より良く改善していけたらと思っています。
どちらの農園でも1本1本大切に思いを込めて作られていました。
FUGAのアレンジや花束にはなくてはならないオンシジュームとアンスリウム。
今後より一層大切に、効果的に使っていこうと心を引き締めました。
今回最後の楽しみは「THE LALU」。
台湾中部の日月譚(ニチゲツタン)という湖のほとりにあるモダンテイストなホテルです。
こちらは以前、弊社オーナーが宿泊し。ロケーション、ホテルのセンスどちらも素晴らしく気に入っているホテルです。
活けてある花はシンプルでモダン、且つダイナミックでFUGAのテイストに通じるものを感じました。
最高の空間とおもてなし、時間とともに移りゆく景色を楽しみながら今回の旅を締めくくりました。
たった3日間の研修旅行でしたが、得るものが多く、スタッフ一同今後の活力になりました。
お休みを頂きありがとうございました。
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