今回、チューリップ生産量日本一を誇る富山県の生産者さんを訪ねてきました。
富山にある(株)センティアさん、JA高岡の清都農園さん、高畑とよひとさんの農園に伺いました。
一番最初の印象はチューリップの美しさもそうなのですが、生産者さんの方々が若い!ということに驚きました。
親子代々で生産している事は知っていましたが30代の方々が中心に富山のチューリップ産業を盛り上げようと行動されていました。
砺波市(となみし)(株)センティアさん、代表の伊藤さんは年に1回チューリップの大国であるオランダに行き新品種や新しい生産方法を勉強し、日本に持ち帰ってきています。
オランダ式ボックス栽培や移動式ベンチを使用することで生産性と安定供給、何より高い品質のものを生産している農園でした。
二つの温室で年間約60万本生産していてチューリップに対する熱意があるからなし遂げておられるんだと思いました。
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JA高岡にある清都農園さん
温室を6つ程所有し、BOX栽培による生産をされていました。
とても明るい社長の清都さんをはじめ、奥様、息子さん、娘さん、家族で全てを管理されておりました。
数百のオリジナル品種を所有しており、今後どのような品種が新しく産み出されるのかとても楽しみな生産者さんです。
皆さんチューリップが大好きで、お茶を飲みながら品種や栽培方法の話ばかり。
大切に育てている想いを知る事が出来ました。
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高畑農園さん
清都さんのところと同じJA高岡にあります。
高畑さんはあまりモノを言わない方という印象を受けましたが、お会いしてそれは人一倍チューリップに対する熱い情熱があるからだと感じました。
今回FUGAにも高畑さんが作ったダブルフレミングパーロットという新品種が入ります。楽しみにしていてください。
高畑さんの栽培方法は土に直接球根を植える方法を採用しておりました。
今回3つの産地を見て強く感じたことは
チューリップに対する愛情がとても強い方々の集まりだなと思いました。
日本一の産地といわれるのは流通量だけではなく作る方々の想いや愛があるからこそだと改めて感じました。
20日から始まる富山チューリップフェアでは、あまり市場に出回らない品種や変わり種を用意してお待ちしております。
3月14日に北陸新幹線が開通する前にFUGAで一足先に富山県をたのしんでください。
花渕