こんにちは。花チーム新入社員の松田です。
先日、秋田県のダリア生産地へ産地視察に行って来ました。
秋田県は私の地元でもあり、綺麗なダリアを沢山作っている場所です。
そんな自慢の秋田のダリアと、それらに携わっている生産者さんをご紹介させて頂きます。
秋田県はダリアの生産者数が全国で1位!
また秋田市雄和にある秋田国際ダリア園では、日本で作られているダリアの8割以上の品種を育種しています。
毎年、日本全国から生産者が球根を仕入れにやってくる、日本中のダリアの故郷でもあります。
今回はその、秋田国際ダリア園の園長鷲澤さんに秋田を代表するダリア、
”NAMAHAGEダリア”と”花火ダリア”の生産地をご紹介頂きました。
まずはNAMAHAGEダリアを出荷している秋田なまはげ農協へ。
なまはげ農協では1日100ケース前後が出荷されており、関東、関西へ流通しています。
出荷直前の様々な品種のNAMAHAGEダリアが並んでおり、今まで大田市場で目にしていたNAMAHAGEダリアがこういった感じで一つ一つ丁寧に梱包され出荷されているのだと感動しました。
そしてその後は、なまはげ農協のダリア部長古屋さんの農園を見学。
真っ黒に日焼けした精悍な雰囲気の古屋さん、私の実家のすぐ近くと言う事もあり、どこか懐かしさ感じる秋田弁でNAMAHAGEダリアを紹介して下さいました。
その中でも今年特に注目なのものは新品種の【NAMAHAGEエポック】と【NAMAHAGEイヴァンカ】どちらも花形も良く、色合いも美しい素晴らしいダリアでした。
NAMAHAGEダリアはリレーフレッシュネスという品質管理認証を取得しており、生産、流通、小売とそれぞれのチェック項目をクリアし、ハウスの中では常に清潔なハサミを使用できるよう消毒液が配されているなど、品質を向上させる為に日々生産努力をされています。
僕たちもこの美しいダリアを最高の状態でお客様へお届け出来るようにと気が引き締まりました。
古屋さん、ありがとうございました!
その後は、雄和から大仙市へ移動。
大仙市は日本三大花火大会の一つでもある”大曲の花火”で有名な場所です。
それに因んで作られたのが花火のように華やかで美しい大曲の花火ダリアです。
今回はその花火ダリアを生産している秋田おばこ農協の部会長 高橋さんに農園を見学させて頂きました。
高橋さんの農園のダリアは全体的に花が大輪で丈も長く、しっかりとしたワイルドな印象を受けました。
高橋さんご夫婦もとても気さくでエネルギッシュな方々で花火ダリアに関する熱い思いを語って頂きました。
花火ダリアは沢山の試作品の候補の中から、花火ダリアにふさわしいものを大仙市の花火師の方々も加わって人気投票で選ばれた、選りすぐりのダリアで、実在の花火の名前が品種名となっています。
“八重芯”や“紅遊星”など少し和の雰囲気も感じさせる、とても美しいダリアです。
高橋さん、お忙しい中農園をご案内頂きありがとうございました。
最後に鷲沢さんに秋田国際ダリア園を案内して頂きました。まだ世に出る前の見た事もない試作品の美しいダリアが沢山あり、とても勉強になりました。
秋田ダリア界のイケメンホープの鷲澤さん。一日中、秋田をご案内頂きありがとうございました!!
秋田国際ダリア園は、広い空と雄大な雄物川を臨むとても美しいスポットです。これからダリア園も最盛期を迎えますので、秋田県にお立ち寄りの際には、ぜひお立ち寄り下さい。
そんな秋田のダリアを使ったフェアが9月22日(土)から開催いたします!
是非、ご来店頂き実際にその素晴らしさを直に感じてみてください!