こんにちは。
フラワーセクション新入社員の久保田です。
10月に南信州フェアを開催するにあたり、産地の視察に行ってきました。
見渡す限り、雄大な山々に囲まれた南信州産の切り花の魅力についてご紹介します!
白い花が真っ盛りのそば畑と山々のパノラマがお出迎えです。
初日はJA上伊那の片桐花卉園を訪問しました。
片桐さんは、ハウスで主にアルストロメリアを、露地で草花類を栽培されています。
この日は片桐裕幾さんにご案内して頂きました。
アルストロメリアを栽培し始めて35年、この分野ではパイオニア的存在です。
片桐さんの栽培するアルストロメリアは、従来のアルストロメリアのイメージを覆すような繊細かつ美しい色のものばかりでした。
中でも、片桐さんのオリジナル品種である、‘グリーンモジャ’、‘グリーンプラネット’はとてもかっこよく、一際目を惹かれました!
露地では、ラペイロジア、ユーパトリウム、マウンテンミントなど、一風変わった草花を少量多品目的に栽培されていました。他の人が作っていない品目を積極的に導入し、試行錯誤しながら栽培に取り組んでおられ、どの草花もとても魅力的でした!
片桐さんありがとうございました!
2日目は、JAみなみ信州の集荷場を見学しました。
JAみなみ信州の特色として、品種数で約200品種、品目では100以上と非常に多種多品目を扱っています。中でもダリアの生産量は、なんと日本一です!
生産者によって丁寧に箱詰めされた切り花が集荷場に集められ、関東方面を中心に出荷されていきます。最盛期にはダリアだけで一日300箱にもなるそうです。
その後、JAみなみ信州に出荷されている農家さんの圃場を見学させて頂きました。
1箇所目はダリアを中心に栽培をされているカラサワさんの農園に伺いました。
実は大学時代、ダリアの研究を専攻していたので生産者さんと直にお話するのはとてもテンションがあがりました。
品種ごとに違う特性や色彩の変化など生産者さんならではのお話を沢山伺うことができました。
カラサワさんありがとうございました。
2箇所目は草花系を中心に栽培されている原田さん。
すごく張りがあって、実付きの良い黒とうがらし(ブラックフィンガー)などを栽培されていました。
原田さんありがとうございました!
3箇所目は花木をメインに栽培さえれているヤマギシさん。
すごく大きなロシアンオリーブや、ビバーナム(アルプスルビー)などを栽培されており、その躍動感のある大きな枝を出来るだけ長く出荷してほしいなどの要望を伝え、現地を訪問したことによってできる交渉も行うことができました。
現地で良いものがあったら、生産者の方と直接交渉出来るのも、産地訪問ならではです。
ヤマギシさん、ありがとうございました。
どの生産者さんも、深い愛情を持ってお花を栽培していらっしゃることがすごく伝わってきました!
そして、今回視察した南信州のお花や枝ものを一堂に集め、FUGAでは9月28日(日)より南信州オータムフェア を開催致します!
フェアで実際にどのようなお花が店頭に並ぶのか、お楽しみに!
ご来店をお待ちしております!
久保田