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Flower section の松田です。

こんにちは Flower Sectionの松田です。

今回は先日担当させていただいた、とても豪華な個人邸のブライダル撮影用の装花を皆様にご紹介致します。

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お客様よりお話を頂き、まずはご自宅にお伺いをして打ち合わせをさせていただきました。

ご自宅を華やかに彩りたいというご要望に対し、お客様との対話を通じて理想の形を想像し汲み取りながらイメージを擦り併せていきます。

僕たちが扱う花というものは、季節によって旬のある生の物です。

お客様の求めるものを最善の形で再現するには、どのような花が良いのか、自分の今までに培ってきた引き出しを駆使して、答えとなるデザインを導き出していきます。
私は過去にフレンチレストランで働いていた事がありますが、その時に夜な夜なシェフがコース料理のレシピを考え込んでいる姿を見ていました。試行錯誤を繰り返したレシピで最高の料理を盛り付ける事と、花の世界の仕事はとても似ているなと思うことがあります。

 

今回のウェディング装花では、大体の色合いは決まっているものの、使用する花やデザインはこちらでお任せさせて頂く事になり、フラワーウォールやアーチ、通路やテーブルへの装花など、とても豪華な装飾を任せて頂ける事となりました。

その時期の旬で華やかな花をたくさん使ってデザインのイメージを自由に膨らませる、花屋としてとてもやりがいを感じる瞬間でもあります。

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今回は装飾する場所が多い分、納品もいかに迅速にスマートに行うかが必要とされてきます。

そこで今回は事前にある程度店で作り込みをして本番に臨む事になりました。

店での作り込みも、お客様のご自宅の寸法や導線、撮影する際のアングルなどを想定してお客様の目線で行っていきます。

この時、下見の際にいかにお客様と対話し、現場の細やかな把握がいかに重要かを考えさせられます。

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そして当日、現場では花の状態やレイアウトなどに問題がないか慎重に確認しながら仕上げ作業を行います。

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事前の天気予報では雨だったにも関わらず爽やかな初夏の日差しがさす良い天気に見舞われ、絶好の撮影日和となりました。
現場での装花も無事に終え、お客様にもとても喜んで頂くことが出来ました。

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今回のお仕事は私がFUGA で初めて担当したウェディング案件という事もあり、とても思い出深いものとなりました。
今後もお客様にとって、そして自分にとっても、思い出深い時間が過ごせるような仕事をしていきたいと思います。

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松田