Plants sectionの稲井です。

こんにちは。Plants sectionの稲井です。

先日、伺った産地見学のリポートをお伝えいたします。

 

今回、見学させて頂いたのは茨城県の矢澤ナーセリーさん。

代表の矢澤光一さんは環境、造園コンサルタントのお仕事から生産者さんになられたキャリアの持ち主。

コンサルタントのお仕事で植物の生産に出会い、仕事をしながら生産者さんに通いながら生産技術の1つ「接ぎ木」を学ばれ、40歳で転職され生産者さんの道に入られました。

生産者さん2

矢澤さんが主に手掛けている植物は、斑入りやカラーリーフ、枝垂れなど

何かの拍子に発現した性質の植物を接ぎ木や挿し木で増やしています。

今回は矢澤さんが大切にされている植物達をご紹介します!

 

こちらは蛇の目松(ジャノメ松)

品種の特徴や生産方法をご説明をして下さっています。

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今の時期にちょうどいい「イチョウ」

こちらは矮性種(わいせい種)といい、大きくなりにくい、小型のまま成熟する種類のことを言います。

弊社オーナーの小林(160cm)と同じくらいの高さです。

イチョウ

 

こちらも珍しい梛(ナギ)の斑入り

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梛の木は葉が丈夫で切れにくいことから「縁が切れない」縁結び、夫婦円満の木として、また、昔から神が宿る木とされ神社の御神木にもなっている縁起の良い木です。

 

こちらは斑入りヤマボウシ”ウルフアイ”の紅葉

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紅葉する前はこのようなあざやかなグリーンです。

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こちらは矢澤さんが生産者に転身した20年前から接ぎ木して以来ずっと育てているプンゲンストウヒ。

成長が遅く、20年経っても写真の様なサイズです。

コロラドトウヒ

トウヒはクリスマスツリーに使われることから12月に需要が多いのですが、実は新芽が展開する5〜6月が最も美しいそうで、新芽が写真の様にシルバー色をしています。

また、矢澤さんのところでは鉢で管理されているので、出荷前に地面から掘り上げるものと違って根が痛んでいないのでお客様の所にいっても調子を崩さないとこの事。

矢澤さんは研究熱心な方で接ぎ木の技術はもちろん、植物について造詣が深く、色々教えて下さり勉強になりました。

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何より情熱がすごく、人として魅力的な方でした。

矢澤さん、ありがとうございました!

また、お邪魔させて頂きます!!

 

今回は今の時期に丁度いい「イチョウの木」とクリスマスに向けて「プンゲンストウヒ」を買わせて頂きました。

FUGAのエントランスにて是非見に来てください!

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